寺社千里行その1 石清尾八幡宮の絵馬殿
三国志関連の絵馬や寺社彫刻について知りたいけど資料がない?
じゃあローラー作戦だ!!
という安易な考えで、関羽千里行ならぬ寺社千里行スタートです。
今回は三国志には全く関係ないので、三国志を見に来た人は、バックオーライ。
記念すべき第一回目は石清尾八幡宮。
拝殿への扉は閉まっていたけれど、お参りはできるので問題ない!
めちゃくちゃおしゃれ。
さて、お参りも済ませたので、本題へ入りましょう!
石清尾八幡宮にはかなり大きめの絵馬殿があります。
収蔵されている絵馬はおよそ60枚!(まあそのほとんどが写真なんですけどね)
どーん!うん!でかい!
絵馬殿といえば、絵馬が少なすぎてスカスカになるか、逆に重ねすぎて何がなんやらわからなくなることが多いんですけど、とってもバランスがいいですね。
こちらが見取り図
見取り図の番号順に写真を貼っていって、気になったところだけ、解説を入れていきます。
1.算額
上:復原奉献
左:豊中町本山 本田益夫 香川県立観音寺第一高等学校長
右:財団法人 松平公益会
算額の復元絵馬ですね。
文化三年は西暦でいうと1806年。保存状態が良ければ本物も残ってる年代かなと思います。
この神社に奉納されたものを復元したんでしょうか、もう少し調べられそうだな。
2.
3.
4.
5.
6.
7.
たぬきかわいい
8.
平成六年(1994)といえば、大渇水が発生した年。
雨乞いの絵馬でしょうか。
9.
左:真鍋呉服店
他は読めない。
10.
上:奉納
左:三月一日?
右:昭和二十八年
11.
12.13.
14.
15.
16.
ほとんどはがれてますね。左下にちょこっと残っているのは松かな?
17.
18.
19.
20.
どの金比羅宮だろう……。「金刀比羅宮」じゃなくて、「金比羅宮」なのがポイントなのかな?
21.
相撲の番付表みたいなやつかな。
22.
23.
24.
25.
上:奉納
下:國清呉服店
左:高松市田町
右:大正参年拾月
女性が三人。剥落していて細部はわからないな。
呉服店らしい立派な着物。
26.
絵師の名前が読めない……
27.
28.
左:昭和三年十一月 高松市中新町 藤岡幸三郎
御即位記念なのに三年、逆に言えば、頼んでから絵馬が完成するのに三年かかるっていう資料になる……のか??
29.
30.
31.
32.
上:奉納
左:大阪 願主? 太田利吉
右:明治四十年一月吉□日
何の絵馬だったかはもうわからない。
33.
シルエットは鴨っぽいけど、わからない。
34.
35.
36.
37.
38.
39.
上:奉納
左:金婚式記念
右:昭和四十九年一月二十六日
40.
左:□□松島□□
右:昭和二十五年五月三日奉納
船と灯台はわかるけど、手前のやつはなんだろう。
41.
42.
43.
なんだろう、不発弾かな?
44.
45.
46.
47.
48.
49.
50.
51.
これだけ写真がブレッブレだったから、動画からとってきたせいで、画質も何もかも死んでる。
52.
53.
54.
55.
56.
57.
左:佐官士 大正□年四月参拾日吉日 明治弐十六年 高松市西□八間□町
右:奉納人 □□重男手製
読めない。大正と明治が混在してる時点で、絶対読み間違ってる。
58.
59.
左側は水が流れてる。船と人が描いてある。扇の的っぽいかなと思ったけど那須与一がいないんだよね。
60.
底に文字がある気もするんだけど、わからないなあ。
上ばっかり見上げていたから、首が痛くなりました。
一枚一枚撮るのたいへんすぎるので、もう二度とこんなに丁寧にはやらない気がする……。
とりあえず自分の無知っぷりを改めて痛感したので、勉強します。
千里行移動距離
0km
(ここをスタート地点として、寺社間の直線距離を足していきます。)
次は三国志が出てくるはず。
それではまた次回!